働き方

外資系企業で年収1,000万円を稼ぐには低学歴でも可能な方法がある

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会社員として働くからには、できるだけ年収を上げたい。そう考えている人も多いと思います。

私は東京大学を卒業した後、研究者というおよそお金とは無縁の世界に進みました。そのせいで失業しかけたり、貯金が底をつくなど、散々な目に遭ってしまったのです。。

それで紆余曲折あって外資の民間企業で働くようになったのですが、人から命令されて働くことが苦手なために、今では勤め人を卒業して生きていく道を目指しています。

そんな私が働いている外資系の企業ですが、やはり稼いでる人はかなりの金額を稼いでいます。マネージャー以上のポジションで、1,000万円から最大3,000万円程度の年収という人たちがザラにいる世界です。

それで、こうした人たちはさぞかし高学歴なのかと思うかもしれませんが、実は全く異なります。私の知っている限り、東大や京大など、いわゆる難関大学を卒業した人と言うのは、マネージャーの中でも本当にごくわずかのトップクラスにしかいません。

その他の人は、地方の公立大学であったり中堅の私大であったりと、いわゆる高学歴と呼ばれるような大学は卒業していません。それにもかかわらず、外資系のマネージャーとして高額な報酬を得ているのです。

今回は、学歴が高くない人が一発逆転のキャリアとして外資系企業で出世するための方法について、私の観測した範囲でお伝えしたいと思います。

外資系企業はエリート就活生だけのものではない

外資系企業と言うと、どんな会社を思い浮かべるでしょうか。

多くの人は、投資銀行や戦略コンサルティング会社など、いわゆるトップクラス就活生が目指すような企業をイメージすると思います。

こうした企業は仕事が激務ですが、もらえる報酬も桁違いです。20代の時に年収1,000万円を稼ぎ出すことも珍しくありません。優秀な学生が殺到するのも、うなずける話です。

ところが世の中には、このような華やかな世界とは無縁の外資系企業も数多く存在します。

例えば私の所属している科学機器メーカー。この分野は日本企業の存在感はあまりなく、数多くの外資系企業が活動しています。

外資系企業といっても相手となるお客さんは日本人ですので、ほとんどの仕事は基本的に日本語です。どこかの会社のように、日本人同士の会議も全て英語などといった馬鹿らしい規則もありません。ぱっと見た感じでは、普通の日系企業と変わりはないと思います。

外資系企業で働いてる日本人の割合は、おおよそ60万人程度です(50 回外資系企業動向調査(2016 年調査)の概況 )これは労働者の割合としては数%程度ですから、まだまだ珍しい存在といえるでしょう。ところが実際に働いてみると、特別なことをしているわけではないことがよく分かります。

外資系企業と言うのは、就活エリートのためだけにあるのではないと言うことを是非とも知っておいてください。

外資系企業のヒエラルキー

外資系企業といっても、その年収はポジションによって大きく異なります。

私のように会社での出世に興味をもたず、ゆるふわに働いている多くの社員は役職のつかない「ヒラ社員」です。この人たちの年収は成果報酬型の営業を除いて、概ね700万から800万円あたりが天井ではないでしょうか。これは同年代の若手社員と比べると、比較的高い水準です。そのかわり、年功序列システムはなく、毎年の昇給率も1%未満と言うことも珍しくありませんから、日系の上場企業入社組の人たちには早晩抜かされる運命にあります。

平社員の上に立つのがマネージャーと呼ばれる人たちです。日本語で言うところの「課長」になるでしょうか。

このレベルになると、ようやく年収1000万円が見えてきます。

いわゆる管理職になり、部下の指導に当たったり、海外のマネージャーたちと密接にやりとりをする機会が多くなります。英語で仕事をする時間が長くなるのも、このクラスからです。

マネージャーの上はダイレクターと呼ばれる人たちです。日本語でいうと「事業部長」あたりですかね。経験豊富なミドル以上が役職に就くことが多く、年収はマックスで2000万円くらいになるのではないでしょうか。

さらにその上はGMといって、これは「ジェネラル・マネージャー」の略です。要は、日本支社の社長ということですね。GMの年収は業界にもよると思いますが、2000万円〜3000万円程度が標準的な水準ではないでしょうか。サラリーマンの年収としては、トップクラスだと思います。

外資系企業の組織構造と年収の関係については、おおよそこういった感じになります。

外資系企業ではどんな人が稼いでいるのか

このように、外資系企業で稼ぎたいのであればマネージャー以上のクラスに出世することが必須です。

それではどのようにしてマネージャーになるのでしょうか?

伝統的な日本企業では、おそらく生え抜きの社員が長い時間をかけて一つ一つ階段を上って出世することが一般的でしょう。その際、どの大学を出ているかといった学歴・学閥が有利に働くことは間違いありません。

ところが外資系企業の場合、有名大学を出ているからといって出世に影響することはほぼありません。多くの外国人にとって、東大や京大といった日本の大学の名前はなじみがないからです。

それではどうすればマネージャになれるかというと、業界での経験やスキルがものを言うのです。ただし、長く働いていれば自動的にマネージャーになれるかと言うと、そうもいきません。運良くポジションが空いていて、その場所に自分がふさわしいと海外の本社に認められたときに、マネージャーのポジションを勝ち取るケースが多いのです。

このあたりはぶっちゃけた話、運によるところが大きいと思います。才能や経験があっても、マネージャーのポジションが空いてなければいつまでも平社員のままです。実際、そういった人が多くいます。逆に、マネージャーだからといって仕事ができるかと言うと、そうとも限りません。たまたま空いた人事の隙間をぬってマネージャになったような人も普通にいるのです。

そして一度ついたマネージャーの経験は、転職活動でも物を言います。マネージャーの経験があれば、次の転職先でマネージャー以上のクラスのポジションにつくことが簡単にいくのです。

こんな感じで、転職を繰り返しながら出世のすごろくを勝ち上がっていく。これが外資系企業における一般的なキャリアの作り方です。

繰り返しになりますが、このすごろくに勝つのに高い学歴は必要ありません。中堅だろうがFランだろうが、一度マネージャーにさえなってしまえば、あとは本人の努力次第で上を目指すことができるのです。

外資系企業でマネージャーになるためのスキルとは

外資系企業で生き残るためには、学歴ではなく本人の能力や経験が重要です。それでは具体的に、どういったスキルが必要なのでしょうか。

私が考える重要なスキルの一つが、コミニュケーション能力です。

具体的には、外国にある本社の意向をうまく汲み取り、日本国内の組織に落とし込む能力といえるでしょう。

外国にある本社というのは、日本のマーケットについてあまり理解してないことが多く、場合によっては理解する気すらない時もあります。高圧的な態度で、とにかく言われたとおりにしろと迫ってくるようなケースもままあります。

そういった時に、日本のやり方はこうなのだと突っぱねてしまうと、本国の機嫌を損ねてしまいます。こういった人は、ほぼ間違いなく出世できません。口は悪いかもしれませんが、うまくへつらって相手をおだてておく、こうした政治的なコミュニケーション能力が非常に大事なのです。

一方で、本国が考えたプラン通りにやって国内で成果が出るはずがありません。外資系は結果至上主義ですから、最終的に売上がきちんと達成できてさえいれば文句は言われません。そのため、きちんと売り上げを立てる能力があることも重要です。

私の見た感じ、こうしたことができるのは営業出身の人に多いように思います。ダイレクターやGMクラスといったハイポジションの人たちも、営業からの叩き上げである場合が多いようです。

ですので、営業で結果を残せている人は、ある程度以上の年齢になると英語の勉強をめちゃくちゃします。こうすることで、外国の本社とタフにやり取りをするスキルを身に付けていくのです。

外資で必要な英語の能力はTOEICの点数といった表層的なものでなく、本当の意味でのコミュニケーションツールです。この英語の壁を破ることができるかどうかが、最終的な出世に影響すると言っても過言ではありません。

将来の投資と考え、英会話のスクールでみっちりとトレーニングするというのが、彼らにとっての出世の最後の仕上げとなっているようです。

まとめ

今回は、外資系企業で年収1000万円以上稼ぐためのキャリアについて見てきました。

本文でも繰り返し述べたように、外資で出世するために偏差値の高い大学を卒業する必要はありません。ほんのちょっとの運と、英語を地道に学ぶやる気さえあれば、一発逆転のチャンスがゴロゴロと転がっています。

日系企業でうだつの上がらない上司と仕事をするという人生に疑問を感じているのであれば、是非とも外資系企業と言うキャリアにチャレンジしてみてください。

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