会社に縛られず、自分だけの力で資産をつくっていく。私はそんな生き方を目指しています。このブログのタイトルにもある「勤め人卒業」というやつです。
実際のところ、勤め人を卒業するためにはどんな方法があるのでしょうか。
今回はその方法について、3つのプロセスに分けて考えるやり方をご紹介したいと思います。
勤め人を卒業するための方法
勤め人を卒業するためには、様々な方法が考えられます。
たとえば極端な例として、外資系投資銀行や戦略コンサルタントに新卒で入ることができたとします。そうすると、順調に出世すれば20代で年収1千万円、30代で2千万円以上を稼ぎ出すことも可能です。その場合、早々と仕事をリタイアして自分の好きなことをする人生を歩むことができます。いわゆるアーリーリタイア(セミリタイア)と言うやつです。
ただ、こんなことができるのはほんとにごく一部のエリートだけでしょう。再現性が高いやり方とはとても言えません。
再現よく、確実な方法で勤め人を卒業するにはどうしたらいいか。このことについて、私はかつてTwitterで以下のようにつぶやきました。
勤め人卒業のための最短経路を整理すると、、
1. ゆるふわ企業に勤めて、そこそこの給与と余剰時間を確保
2. 空いた時間で副業してタネ銭を作る
3. 自分だけの商品を作ってスモールビジネスを始めるサウザー先生 @Fist_of_Phoenix のVoicyは、この3の部分の重要性が聞けるという稀有な存在。
— ケンドー修介@失業東大生 (@tensyoku_postdo) April 29, 2018
これが、今の私が考える最も確実な勤め人卒業のためプロセスです。
一つ一つの難易度は、中程度からやや高いといった程度の内容です。どのプロセスもしっかりと情報収集し、戦略的に行動すれば、実現可能なものばかりです。
ところがこの3つを全てこなすとなると、難易度はかなり高くなります。これこそが、多くの人がなかなか勤め人から卒業できない理由でもあります。
勤め人卒業と言う夢を叶えるためにも、それぞれのプロセスを確実に達成していくことが重要です。
「ゆるふわ企業」に勤めて、労働力を温存する
勤め人卒業のための最初の、そして最大のポイントが、どの会社で働くかと言うことです。
世の中には、それほど忙しくないにもかかわらず、それなりの給料をもらうことができる会社が結構あります。そういった会社のことを、「ゆるふわ企業」などと言ったりします。
勤め人を卒業するために、なぜゆるふわ企業で働くことが重要なのでしょうか。
そもそも勤め人とは、資本主義社会において労働力を差し出すことで収入を得ている人たちのことをいいます。
労働者は、自分の時間、体力、そして気力といったリソースを提供することにより給料をもらっています。
給料が高くなれば、その分だけ貯金できる金額も多くなり、勤め人卒業までの時間も短くなるように思われます。ところが、ある程度以上の金額になると、もらえる給料よりも忙しさの方がはるかに大きくなってきます。
こうなってくると、気力や体力を回復させるために「ストレス解消」などといって余計な出費をしなければなりません。これではいつまでたっても勤め人の卒業ができません。いわば、労働力が赤字になっている状態です。
勤め人卒業のための近道は、この労働力をなるべく温存させ、それらを副業のために取っておくことです。
ゆるふわ企業とは、もらえる給料の額に比べて、こちらが提供する労働力が圧倒的に少なくて済む会社のことを指します。必ずしも高給である必要はありません。大事なのは、どれだけ労働力を温存できるかなのです。
なかなかこういった会社を見つけるのは難しいですが、規制で守られていたり、インフラ系のような会社をうまく探せば、掘り出し物は見つかります。
現職の給料と仕事量が見合っていないと感じるのであれば、転職という切り札を使ってゆるふわ企業を探し出してみるのも手です。下記の記事も参考にしてみてください。
これからは「ゆるふわ企業」で働こう。ホワイト企業との違いは?
副業してタネ銭を作る
ゆるふわ企業で働くことによって、時間、体力、気力といった労働力を温存することができます。
勤め人卒業のための第二のステップは、この労働力を使って副業することです。
資本主義社会のルールを考えれば明らかですが、ある程度以上の金額を貯めたいのであれば、頑張って出世することよりも自分で副業したほうがはるかに効率的です。
最近は副業解禁などと言って、サラリーマンの副業を積極的に応援する企業も増えてきています。ただ、ここで注意しなくてはいけないのは、副業収入は必ず「事業所得」で稼ぎ出すということです。
仕事が終わった後に、別の会社で働くと言う副業の仕方もありますが、これは収入を「給与所得」で稼ぎ出すと言う発想です。これではいつまでたっても、資本家の奴隷のままです。体力や気力を奪われるだけでなく、税制的にも非常に不利です。
副業をするからには、個人事業主となって収益を稼ぎ出す事を目指しましょう。
私が取り組んでいるのは、収益ブログを作ること、いわゆるアフィリエイトと呼ばれるものです。
アフィリエイトは結果が出るまでには時間がかかりますが、いちど収益を生み出す仕組みを作り出すことができれば、比較的安定して稼ぐことができます。何よりも、始めるのにほとんどコストがかからないと言うのもこの副業の大きな魅力です。
私はアフィリエイトで、年間百万円から二百万円円程度の収益を出せるようになりました。この金額と本業で貯めた貯金を合わせて、次のステップのためのタネ銭とするのです。
アフィリエイトの超初心者が副業で月10万円を稼ぐまでにやったこと
スモールビジネスを始める
勤め人卒業のための最後のステップは、この種ゼニを使ってスモールビジネスを始めることです。
資本主義社会において勤め人から卒業するためには、自分自身が資本家側に行けばいいのです。そしてそのために必要なのが、自分だけのオリジナルの商品を作ることです。
この話は私が敬愛するVoicyの配信者であるサウザーさんが、その配信の中で何度も語っています。
サウザーラジオ 〜青雲の誓い〜 第四話 資本主義の世界は商品の集合
副業の話の中で取り上げたアフィリエイトも、見方によってはスモールビジネスと言えなくもないかもしません。ただ、アフィリエイトは非常に不安定なビジネスだとも言われており、長期的な収入源確保の手段としては心もとないです。
安定かつ長期的な収入源として間違いないのは、やはり不動産でしょう。
自分だけの商品を作るといっても、何もないところからスタートするのは危険です。無理をせず、その方法でうまくいっている人のやり方をそのまま真似することが重要です。
幸いなことに収益不動産ビジネスはアフィリエイトほど参入者もおらず、それでいて内部コミュニティーは充実しています。
私はまだアフィリエイトなどで種銭を作る段階ではありますが、近い将来不動産投資を始めてみるつもりです。不動産については、初心者の視点で自分の取り組みを1からこのブログの中で紹介していきたいと思っています。
まとめ
勤め人を卒業するための方法について、3つのプロセスに分けてご紹介してきました。
この3つの方法については、それぞれ細かくブログの中で紹介して行く予定です。ご興味がある方は、関連リンクをご覧ください。